会長挨拶
 
白土正治 令和五年 6月
岩手県人連合会会長
白土 正治

ふるさと岩手の絆を深める輪

 本日は「第 49 回岩手県人の集い」にご参集いただき感謝申し上げます。
  また平素より本会に対し格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 「県人の集い」は年に一度、首都圏に在住する岩手県出身者ならびに岩手県人連合会の趣旨に賛同するご縁のある方々の集会です。声をかけあい郷土の話題で親睦を深めていただきたいと存じます。和気藹々とした有意義な時間となりますよう期待して おります。
 本会の加盟団体においても総会開催中止したブランクを取り戻し、久方ぶりの総会開催に向け着々と準備進行しており、以前の明るさが感じられます。こちらの動向にもご注目ください。
 また本日は、アンテナショップ「銀河プラザ」のご協力によりふるさと産品の販売もいたします。土産話に一役買ってくれる事と思いますので奮ってお買い求めください。
 過日は本会が後援する「第51回大いわて展」が日本橋高島屋百貨店で開催されました。県内で生産された優れた既存の特産品や、震災時に10代だった学生世代や震災を経験し岩手を盛り上げるために立ち上がった方々が、新たに生み出した商品と既存ブランドを守るために立ち上げた商品等を展示即売し、観光宣伝・観光客の増大のために尽力されました。
 3月開催のWBC世界野球大会では日本優勝の立役者 大谷翔平選手、佐々木朗希選手の活躍で「岩手県」が万国に周知されました。更なる復興・新たな故郷の実現に明るい兆しを感じております。
 しかし一方では「目黒さんま祭り」に欠かせない「サンマ漁」が地球温暖化や海洋環境変化などに起因する資源変動により不漁が続き、今後長期に継続する可能性があるとみられています。魚価の高騰と原魚の入手難により開催が厳しい状況ですが、新型コロナウィルスの感染症法上位置づけが、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」への移行が発表された今年も含め、実施開催できるよう微力を尽くして取り組んでまいります。
 岩手県人連合会は引き続き岩手県東京事務所と連携し、ふるさと岩手の諸問題対処のために、団結してまいりますので今後ともお力添えの程よろしくお願いいたします。

Copyright(c) IWATE KENJIN RENGOKAI All Rights Reserved.